GPA制度
GPA制度とは、「教育に責任を持つ」という教育方針を貫くための成績評価に関する制度で、学ぶ量ではなく質(学力の到達水準)を問うものです。卒業するためには、単に単位を取得するだけでなく、一定の学力水準に達することが求められるとともに、4セメスター(2年)連続で一定水準に達しない場合は、退学を勧告するなど、学生の履修責任を明確にしています。
GPA(Grade Point Average:成績評価平均値)は、履修登録科目1単位あたりのグレードポイントの平均値であり、学期ごとに次の式により計算されます。
GPA=(すべての科目の「取得ポイント」の合計【A】)
÷(履修登録したすべての科目の単位数の合計【B】)
ここで、「取得ポイント」とは、(科目の単位数)×(当該科目で得たグレードポイント)のことです。
卒業要件に関わる累積GPAは、次の式により計算されます。
累積GPA=(各学期の【A】)÷(各学期の【B】)の合計
GPAの計算に際しては、以下の点に気をつけてください。
(1)小数点第3位以下を切り捨てる。
(2)累積GPAの計算において、再履修科目がある場合は、それ以前に履修登録したときの当該科目の単位数および取得ポイントを除外する。