Ⅰ Inno(Ba)tors(イノベーターズ)とは
Inno(Ba)torsは、「地域の復興」をテーマに掲げ、学生が現場を訪問し、さまざまな関係者との交流活動を通じて、①地域の課題発見、②解決策の模索、③実行といったプロセスの中で地域のあり様を知り、組織において機動的な活動や革新的なリーダーシップのあり方を学び、自己成長につなげることを目的とする学生サークル団体です。
Inno(Ba)torsは、大学で学ぶ知識・理論を、具体的な地域課題の解決に向けた現場での実践を通じて学修する機会となっています。実践を通じて、学内サークル団体だけではなく、外部機関の関係者たちと協力・調整しながら協働を成立させるうえで欠かせない、意思決定やモティベーション、コミュニケーションおよびリーダーシップの能力の必要性を再確認し、その修得を目指す機会となっています。
サークルの前身は、丁 圏鎭教授(2022年度をもって定年退職)の尽力により、2019年度以来4年間継続された「浅虫のWA」企画にあります。当該企画は、青森公立大生が、海よし山よし温泉街として浅虫の魅力(Wonderful Asamushi)をより多くの人々に発信することで、浅虫地域の活性化を目指す丁ゼミの地域貢献活動としてはじまりました。丁教授の定年退職を機に、「浅虫のWA」企画の成果を継承・発展させることを目指し、企画・運営主体を学生の自主的なサークル活動(Inno(Ba)tors)として再編されました。当該企画は2023年度でもって5年間継続しており、「浅虫まちづくり協議会」(以下、「まち協」と表記)等の協力を得て開催されてきました。
〈前回活動内容〉
https://www.nebuta.ac.jp/for-general-region/zemi-chiikikasseika
Ⅱ 「浅虫のWA」企画
2023年度のサークル活動の柱は、5年目を迎えた「浅虫のWA」企画としての、①「文化祭 in 浅虫」および②「浅虫の和」でした。以下、それぞれの概要と当日の様子です。
1)文化祭 in 浅虫
2)浅虫の和
Ⅲ 2023年度「浅虫のWA」企画で得られた効果と収支決算
以上のような、「浅虫のWA」(①「文化祭 in 浅虫」および②「浅虫の和」)の企画・運営を通じて、浅虫地域との交流を深めることができました。また、SNSでの宣伝や発信を通して浅虫の魅力を若者世代にも体験してもらうことができました。このことを通じて、浅虫地域との継続的な関わりを持ち、まちづくりに微力ながらも貢献できたと思います。
2023年度「浅虫のWA」企画を通じて得られた効果や収支決算は、以下の通りです。
※本事業は「令和5年度あおもりフィールドスタディ支援事業補助金」の助成を受けている。
2023年度「浅虫のWA」企画の実現に御協力いただいた関係団体は、以下の通りです。ここに改めて御協力に感謝申し上げます。
私たちInno(Ba)torsは、これまでもその都度「浅虫のWA」企画・運営を振り返り、前年度よりもよりよい企画・運営となるように、そのフィードバックに努めてきました。その成果をマニュアル化し、毎年度改訂しながら、次年度の企画・運営に活かしています。これはまさに「組織的知識創造理論(SECIモデル)」の実践に他なりません。
2024年度も「浅虫のWA」企画(①「文化祭 in 浅虫」および②「浅虫の和」)などを、関係各所と協働しながら、進めているところです。概要は以下の通りです。
①「文化祭 in 浅虫」
日時:2024年10月20日(日) 10:00~16:10(雨天決行)
場所:「道の駅」浅虫温泉ゆ~さ浅虫駐車場・ゆ~さ浅虫4階会議室
概要:青森公立大学各サークルと浅虫町会の「琴の会」、「軽音楽部」のパフォーマンスやキッチンカーなどが楽しめます!
②「浅虫の和」
日時:2024年10月27日(日) 10:00~15:00
場所:「道の駅」浅虫温泉ゆ~さ浅虫駐車場・ゆ~さ浅虫4階会議室
概要:水引や組紐、抹茶体験など和の文化を体験できます! ※文化体験は有料
③ その他
浅虫地区の理解を深めることでより効果的な提案・活動が可能になるように、他地域との比較やまち歩きなどを通じた地域研究も企画・検討しています。
地域活性化に興味のあるひと、イベントの企画運営に興味のあるひと、私たちと一緒に活動しませんか!?
以上