【地域貢献の基本方針】
本学の『地域貢献』は、「地域に開かれた大学」「草の根大学」として「経営経済学という知」を基礎としながら「地域の活力を促進すること」であり、以下の3つの指針に基づき取り組んでいく。
- 大学自らが「地域社会の諸問題」について、積極的に情報収集し、地域社会の現状と未来に対して、地域と共に考え、行動する。
- 高等教育機関として「理論と実証」の両面にわたって地域社会に対する政策提言、問題解決に取り組んでいく。
- 地域社会と連携・協調・共同する「機会と場」をより一層設け、地域社会を繋ぐ「地域の中核を担う大学」となる。
地域貢献 4つの柱
青森公立大学では、県都青森市における知の拠点として、他大学・自治体・企業・金融機関・地域団体などと連携・協調・共同しながら、青森市はもとより青森県全域に対し、「教育」「研究」「コンサルテーション」「インキュベーション」を4つの柱とした地域貢献に取り組んでいます。
【主な連携先】
大学
弘前大学、青森県立保健大学、公立はこだて未来大学、青森大学、青森中央学院大学、北里大学獣医学部、青森明の星短期大学、青森中央短期大学
自治体
青森県、青森市、七戸町、佐井村、西目屋村、風間浦村、鰺ヶ沢町、中泊町、大間町
金融機関
(株)青森銀行、(株)みちのく銀行
企業
青森商工会議所
地域団体
21あおもり産業総合支援センター
【具体的取組】
『教育』『研究』
(1)公開講座等の充実
- 財団助成を活用した公開講座等の推進
- ニーズに沿った講座等の実施
(2)教育面における地域活動の推進
- 地域課題に関する情報収集・共有化などにより地域課題の解決をテーマとしたゼミ活動等を推進
(3)地域貢献のための研究の促進
- 地域振興に関する産学官金連携による調査研究
- 青森市産官学連携会議と連携した「大学がもたらす経済効果の研究」などの共同研究
- 戦略的重点課題の設定、教職員の地域貢献のための研究を支援するための仕組みを構築
『コンサルテーション』『インキュベーション』
(1)地域巡回活動の実施
地域団体・自治体・企業等に4つの柱の取組等を紹介。本学の「知」の認知度向上を図るとともに地域等における課題や地域貢献のために大学ができることを把握し、内容に応じて自治体や他大学を含む他団体へマッチング
(2)タウンミーティングの開催
地域課題への取組事例や研究成果の報告会・発表会など、自治体や各団体等と情報共有を図る機会として定期的に開催
(3)起業や創業・経営革新の支援
若者向けの起業支援や一般の創業・経営革新等への支援について、青森市や商工団体等と連携して仕組みづくり
地域貢献の体制・環境整備
(1)地域連携センター
地域連携センターによる公開講座、地域貢献事業の実施
(2)学生・教職員が地域活動に参加しやすい環境整備
- ボランティア情報の提供
- 市民活動団体によるまちづくり協議会など地域活動への学生・教職員の参加促進
(3)広報活動の充実
Webによる大学・学生活動の発信/プレスリリース
(4)大学資産(施設・人材等)の活用推進
大学施設貸出/自治体・企業等への教職員の派遣協力