講師 成田 芙美
(なりた ふみ/Fumi NARITA)
保有学位「修士(文学)」
〇専門分野
イギリス文化史、特に19世紀イギリスにおける芸術概念の変化、女性たちのアーツ・アンド・クラフツ運動
〇現在の研究テーマ
ウィリアム・モリスの芸術概念の日本における受容
〇所属学会
日本ヴィクトリア朝文化研究学会、デザイン史学研究会、イギリス女性史研究会
〇最近の主要研究業績
◆翻訳
エリカ・ダイアン・ラパポート著、佐藤繭香/成田芙美/菅靖子監訳『お買い物は楽しむため――近現代イギリスの消費文化とジェンダー』(彩流社、2020年3月)
◆学術書・学術雑誌掲載論文
「富本憲吉におけるウィリアム・モリスの受容――手工芸作家の唯美主義」青森公立大学論纂第3巻第2号(青森公立大学、2018年3月)47-60頁。
「王立芸術刺繍学校とコロニアリズム――19世紀末のイングランドとアイルランド」青森公立大学論纂第1巻第2号(青森公立大学、2016年3月)33-44頁。
「ウィリアム・モリスと宮沢賢治――〈農民〉の社会改革と芸術」『津田塾大学紀要』第47号(津田塾大学紀要委員会、2015年3月)113-32頁。
「刺繍の価値を高める――ヴィクトリア時代後期の女性たちの試み」伊藤航多、菅靖子、佐藤繭香編著『欲ばりな女たち――近現代イギリス女性史論集』(彩流社、2013年2月)第5章、165-202頁。
“Women as Embroiderers in the Victorian Era: Limitations and Challenges”『津田塾大学言語文化研究所報』第27号(津田塾大学言語文化研究所、2012年7月)5-20頁。
「女性と芸術と刺繍――ヴィクトリア時代後期にみるモリスの理想と現実」『論集』第32号(津田塾大学大学院英文学会、2011年3月)1-21頁。
「芸術におけるアマチュアリズムと女性――『ユートピアだより』に描かれた理想」『論集』第31号(津田塾大学大学院英文学会、2010年3月)69-86頁。
〇社会活動等
青森公立大学公開講座 外国語講座